住宅ローンの返済方法について

金利にからむ話として、返済方法の選択の問題も出てきます。
返済の仕方には「元利均等返済方式」と「元金均等返済方式」とがあります。
言葉はとても似ていますが、これらの返済方式の違いは、ずばり、金利分の扱いをどうするか。ということなのです。

「元利均等返済方式」というのは、言葉をそのままとると、「元利」つまり、「元本と利息」を「均等」に返済するということですが、平たく言えば、毎月の住宅ローンとしての支払額が同じ金額であるという事です。
毎月の支出金額は同じなのですが、その中身の内訳は、少しずつ変化していきます。
返済当初は、その支払い額の殆どが利息分なので、元金部分の返済がなかなか進まず、返済総額が大きくなりがちな事がデメリットです。

メリットとしては、返済額が毎月一定なので返済計画が立てやすいという事でしょう。
特に変動金利を選択している場合は金利の変化とともに返済額は変動する事になりますが、その増加幅は25%以内におさえなければならないとするルールがあり、思わぬ金利上昇時に負担が急上昇するリスクは抑えられます。

これに対して「元金均等返済方式」というのは、言葉をそのままとってみると、「元金」を「均等返済」する方式ということで、元金を毎月同じ金額ずつ返済し、残りの元金に応じた利息分を上乗せして合わせて返済額となります。利息分は毎回減少していくので、毎月の返済合計額は減っていきます。

「元金均等返済方式」よりも、元金が早く返せるので、返済総額は小さくなり、月々の返済額も減っていくので、安全性で考えれば、こちらの方式にした方が良いに越した事はありませんが、当初の返済額は相当大きくなるので、無理して返済の初期段階でつまづくという事にならないようにしなければなりません。
また、支払える月の返済額でローンを組むとすれば、少しずつ、返済額を減らすより、支払える金額を支払っていったほうが、早くローンが終わることになります。

よく、元金均等返済は元利均等返済より良いという話になりますが、これは返済当初の元金の充当額が、元利均等返済より大きいということから言えることなのです。

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